インドネシアのシナブン山が噴火、噴煙が5000m上空に到達
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【2月19日 AFP】インドネシア西部スマトラ(Sumatra)島にある活火山のシナブン山(Mount Sinabung)が19日、噴火した。巨大な噴煙柱が上空約5000メートルに達して付近の村々には灰が積もり、当局は住民へのマスク支給に追われた。
2010年以降噴火を繰り返し、2016年には死者も出したシナブン山では、ここ数日火山活動が活発化していた。
インドネシア火山地質災害対策局(PVMBG)の局長は「シナブン山の噴火としては今年最大のもの」と指摘。ただこれまでのところ死傷者の報告はないという。
シナブン山付近でかつて立ち入り禁止区域に指定されていた7キロの範囲に住んでいる人はいないが、同区域外の家屋数百戸が火山灰に覆われた。(c)AFP