クズミナが3個目の五輪金、バイアスロン女子12.5kmマススタート
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【2月17日 AFP】平昌冬季五輪は17日、バイアスロン女子12.5キロマススタートが行われ、スロバキアのアナスタシア・クズミナ(Anastasiya Kuzmina)が優勝し、五輪通算3個目の金メダルを獲得した。
ロシアのバイアスロン選手、アントン・シプリン(Anton Shipulin)の姉である33歳のクズミナは、ペナルティーを1つに抑えて35分23秒0を記録し、2位に入ったベラルーシのダリア・ドムラチェワ(Darya Domracheva)に18秒を超える差をつけた。3位にはノルウェーのティリル・エクホフ(Tiril Eckhoff)が入り、銅メダルを獲得している。
ロシア出身で結婚を機にスロバキア国籍を取得したクズミナは、2010年のバンクーバー冬季五輪と2014年のソチ冬季五輪のスプリントで連覇を果たしている。クズミナは今大会、12日に行われた10キロ追い抜きと15日の15キロ個人で銀メダルを獲得している。
ロシアで最も有名なバイアスロン選手であるシプリンは、国ぐるみのドーピングにより平昌五輪参加が認められなかった。(c)AFP