トランプ大統領夫妻、高校銃乱射の負傷者を見舞う フロリダ
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【2月17日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領とメラニア(Melania Trump)夫人は16日、米南部フロリダ州の高校で発生した銃乱射事件の負傷者らを病院に見舞った。
トランプ大統領はブロワード・ヘルス・ノース病院(Broward Health North Hospital)を訪れ、マイアミから北に約80キロ離れたパークランド(Parkland)のマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校(Marjory Stoneman Douglas High School)で14日に起きた銃乱射事件の負傷者らに面会。さらに、治療に当たった医師や看護師、救急隊員らの働きは「見事」だったと謝意を示すとともに、17人もの犠牲者が出たことは「非常に悲しい」と述べた。
その後トランプ夫妻はブロワード(Broward)郡保安官事務所に向かい、リック・スコット(Rick Scott)フロリダ州知事、同州選出のマルコ・ルビオ(Marco Rubio)上院議員、スコット・イズラエル(Scott Israel)保安官、警察官らに面会した。
トランプ大統領の訪問に先立ち、連邦捜査局(FBI)が先月、ニコラス・クルーズ(Nikolas Cruz)容疑者(19)の危険性を訴える詳細な情報を入手していたにもかかわらず、しかるべき対応を取っていなかったことが明らかになった。
マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校の生徒やその保護者の間では、国内で銃規制が一向に進まない現状に怒りの声が広がっている。(c)AFP/Leila MACOR, with Andrew BEATTY in Washington