【2月16日 AFP】平昌冬季五輪は16日、アルペンスキー男子スーパー大回転が行われ、オーストリアのマティアス・マイヤー(Matthias Mayer)が金メダルを獲得し、2002年のソルトレークシティー冬季五輪から続いていたノルウェー勢の優勝に終止符を打った。

 マイヤーは1分24秒44を記録し、ソチ冬季五輪でこの種目を制したチェーティル・ヤンスルード(Kjetil Jansrud、ノルウェー)をリードした。スイスのベアト・フォイツ(Beat Feuz)が0秒13差で銀メダルとなり、ヤンスルードは3位に終わった。

 ソチの滑降で金メダルを手にしているマイヤーは13日のアルペン複合ではコース脇の係員に突っ込んでいたが、この日の金メダルは、1988年カルガリー冬季五輪の同種目で銀メダルだった父親のヘルムート(Helmut Mayer)氏をしのぐ結果となった。

 ノルウェー勢は直近8大会のスーパー大回転で5度金メダルを手にしていたが、ヤンスルードはマイヤーに0秒18届かなかった。(c)AFP