トランプ氏「DVには絶対反対」 側近辞任から1週間 いら立ちも
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【2月15日 AFP】「私は、配偶者による暴力(DV)には全面的に反対だ」──ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は14日、側近が元妻2人に暴力を振るっていた疑惑を受けて辞任してから1週間にわたる沈黙を破り、記者団に明言した。
大統領執務室(Oval Office)で会見したトランプ氏は、いら立ちをあらわに「ここにいる全員が、それを知っているはずだ」「どんな種類のDVも、私は絶対に反対だ。誰だって知っているし、わざわざ言うまでもないことだ。皆さんも今、私の言ったことを聞いたが、分かり切ったことだろう」と述べた。
トランプ氏は側近の一人、ロバート・ポーター(Rob Porter)氏が元妻2人に対するDV疑惑でホワイトハウス(White House)の秘書官を辞任したことを受け、ポーター氏が公平な扱いを受けているかどうかを疑問視。「人々の生活が疑惑にすぎないことで損なわれ、打ち砕かれている」とツイッター(Twitter)に投稿し、激しい反発を招いていた。(c)AFP