【2月14日 AFP】ポルトガル警察は、首都リスボンの空港でブラジルからコカイン約1キロを「偽の尻」に隠して持ち込んだ男(32)を逮捕した。警察と報道機関が12日、明らかにした。

 警察の声明によると、ポルトガルで最も利用者の多い同空港の税関職員が、男が隠していたコカインを発見した。

 声明ではコカインが見つかった具体的な場所には言及していないが、内側に茶色い袋が2つ取り付けられたカラフルな水泳パンツの写真が公開された。

 日刊紙プブリコ(Publico)などのメディアによると、男はコカインが詰まった「偽の尻」を付けた水泳パンツを身に着け、ブラジル北部ベレン(Belem)から到着したところを逮捕された。男はまた、コカインの入った袋を複数のみ込んでいたという。

 警察によると、リスボンの主要鉄道駅でこのコカインの受取人とみられる男(40)を逮捕したという。男2人には、違法薬物の密輸容疑が持たれている。(c)AFP