バレンタインデー婚に備え空港に出張窓口、米ラスベガス
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【2月13日 AFP】米ラスベガスの婚姻事務を管轄するネバダ州クラーク(Clark)郡が、結婚するカップルが急増するバレンタインデーに備えて空港に出張窓口を開設した。
マッカラン国際空港(McCarran International Airport)の荷物受け取りターンテーブルの脇に10日に設置された結婚許可証発行カウンターには、途切れることなくカップルが訪れている。
テキサス州ダラスから訪れたカップルは、「空港から郡の事務所に行って並ぶ手間が省ける」と喜んでいた。
結婚許可証の発行手数料は77ドル(約8300円)で、観光客に人気のラスベガスのほとんどの教会で有効だ。
ラスベガスのウエディング産業は地元経済に年間20億ドル(約2200億円)もの収益をもたらしている。クラーク郡が年間に発行する結婚許可証は約8万件で、全米最多。このうち1500件あまりがバレンタインデーに発行されている。米国で結婚するカップルの25組に1組はラスベガスで挙式している。
空港の出張窓口は17日まで開設されている。(c)AFP