【2月9日 AFP】米下院は9日、連邦政府予算案を可決した。これにより、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の署名を経て、3週間のうちに2度目となる政府機関の一部閉鎖状態を解除できる見通しとなった。

 この超党派法案には、来月23日までのつなぎ予算案と、今後2年間の連邦政府予算の上限を3000億ドル(約32兆7000億円)近く引き上げる内容が含まれる。まず上院が深夜にこれを通過させ、次いで下院も賛成240、反対186で可決した。

 保守派の上院議員がこの妥協案の性急な採決を拒否したため、9日午前0時という期限には間に合わなかったものの、同案を支持しているトランプ大統領の署名を経て、政府機関が再開される見通しが立った。(c)AFP