「レンコン掘りのプロ」が活躍、真冬の収穫期 中国・山東省
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【2月7日 CNS】中国・山東省(Shandong)浜州市(Binzhou)博興県(Boxing)の極寒の池に漬かり、「レンコン掘りのプロ」たちが収穫作業を行っている。
この日の最低気温は、零下12度。職人たちは約50日間、腰まで水に漬かり、1日5時間以上の収穫作業に追われる。作業報酬は、500グラムあたり4角(約6円)。体力と技術を兼ね備えた熟練のレンコン掘り労働者は、1か月で何万円も稼ぐという。
収穫作業はまず、池の表面を覆った厚さ約10センチの氷を壊してから水の中へ入る。レンコンは池の底面に深く根を張るため、専用の水圧ポンプで地面の泥を払って根を探す。レンコンを抜くには力と技術の両方が必要で、力を入れ過ぎるとレンコンが折れてしまうし、弱すぎるとレンコンが抜けない。(c)CNS/JCM/AFPBB News