豪のサーカス教室で「組織的児童虐待」、創立者ら7人起訴
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【2月6日 AFP】オーストラリアで6日、サーカス学校で男児3人に性的虐待を加えた罪や児童ポルノを製造した罪などで、創立者の女ら関係者7人が起訴された。
報道によると問題の学校はニューサウスウェールズ(New South Wales)州カトゥーンバ(Katoomba)にあり、障害を持つ児童などが通っていた。警察発表によると同校で2014~2016年にかけ、8歳に満たない男児らに対する組織的な虐待が行われていたという。
ニューサウスウェールズ州の警察当局は声明で、「女4人、男2人、そして十代の少女1人が児童への性的・肉体的虐待に絡む計127件の罪で起訴された」と明らかにした。警察当局によると男児3人が知り合いから虐待を受けているという通報があり、捜査員らは2017年7月に捜査本部を立ち上げたという。
起訴された7人のうちの1人である学校創立者の女(58)は、14歳以下の児童との性行為、加重誘拐、性的暴行など43件の罪に問われている。同じく起訴された17歳の少女は性的暴行など、また18歳の男は誘拐および児童ポルノ製造の罪に問われている。(c)AFP