平昌五輪、ノロウイルス大流行で警備員1200人が業務外れる
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【2月6日 AFP】平昌冬季五輪組織委員会(POCOG)は6日、ノロウイルスの大流行を受けて、1200人以上の警備員が業務から外れたと発表した。
開催地となる韓国・平昌(Pyeongchang)では4日、警備員41人が突然の嘔吐(おうと)や下痢に襲われて病院に搬送され、そのほとんどがノロウイルスに感染していると診断された。ノロウイルスは感染力が強く、汚染された食べ物や水からも拡散する可能性がある。
POCOGの職員はAFPの取材に対し、「1200人余りが業務から退いた。代わりに900人ほどの兵士が投入された」と述べると、保健当局が感染源を調査中であることも明かした。
警備員は全員が警備会社の従業員で、選手村からは離れた場所にある平昌の若手育成施設に宿泊していた。(c)AFP