【2月6日 AFP】(更新)ホワイトハウスのサラ・ハッカビー・サンダース(Sarah Huckabee Sanders)報道官は5日、ニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均が史上最大の下げ幅を記録したことを受けて声明を出し、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は「米国の長期的なファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に重点を置いており、それは引き続き極めて強い」と強調した。

 米大手30社でつくるダウ平均は5日、大幅に続落し、前週末比1175・21ドル(4.6%)安の2万4345.75ドルで取引を終えた。一時、下げ幅が1600ドル近くに達した場面もあった。

 サンダース報道官は米経済が盤石とする理由として「経済成長の伸び、失業率の歴史的な低さ、労働者の賃金の上昇」に言及している。

 トランプ大統領は就任以来、株式相場の日々の上昇を政権が成功を収めている証拠として繰り返し自賛。ホワイトハウスは「トランプ・バンプ(トランプ高)」とも呼んでいる。(c)AFP