コンテ監督がアズーリ復帰に関心か、伊連盟新会長が言及
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【2月2日 AFP】イタリアサッカー連盟(FIGC)の会長に新たに就任したロベルト・ファブリチーニ(Roberto Fabbricini)氏は1日、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)で指揮を執るアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督が、空位となっているイタリア代表指揮官に復帰する可能性があると語った。
コンテ監督は欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)終了後にイタリア代表の指揮官から退任し、チェルシーでの仕事に就いたが、後任のジャンピエロ・ヴェントゥーラ(Giampiero Ventura)氏は昨年11月の2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)欧州予選プレーオフでスウェーデンに敗れたことで解任された。
しかし、先月31日にホームで行われたボーンマス(AFC Bournemouth)戦でチェルシーが0-3で敗れたことで、現在48歳のコンテ監督の去就をめぐっては再び臆測が広まっているなか、ファブリチーニ氏は「コンテは再びアズーリ(Azzurri、イタリア代表の愛称)を率いたがっているようにみえる」と語った。
ファブリチーニ氏によれば、マンチェスター・シティ(Manchester City)の元監督で現在はロシア・プレミアリーグのFCゼニト(FC Zenit)を率いるロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)氏や、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)前監督のカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)氏、フランス・リーグ1のナント(Nantes)の監督で、2016年にレスター・シティ(Leicester City)をプレミア制覇に導いたクラウディオ・ラニエリ(Claudio Ranieri)氏らも後任候補に名前が挙がっているという。
前監督のヴェントゥーラ氏は、イタリア代表が1958年以来60年ぶりにW杯本大会出場を逃したことで解任され、当時FIGCの会長を務めていたカルロ・タベッキオ(Carlo Tavecchio)氏も辞任した。今週初めに行われた会長選では後任が決まらなかったが、イタリアオリンピック委員会(CONI)はこの日、ファブリチーニ氏を新会長に選出していた。(c)AFP