【2月1日 AFP】香港の湾仔区(Wan chai)にある海に面した工事現場で1日、不発弾の処理作業が行われた。

 第2次世界大戦(World War II)中に投下された不発弾は米国製で、先月31日に建設作業員によって発見された。これを受けて警察はにぎやかな商業地区の一部エリアを封鎖。夜間に専門家らが処理作業に当たる一方、約4000人が店舗やホテル、オフィスビルなどから避難し、ビクトリアハーバー(Victoria Harbour)を往来するフェリーの運航が一時中止された。

 1941年に英国など連合軍と旧日本軍の激しい戦闘の舞台となった香港では、不発の爆弾や手りゅう弾が、ハイキング客や建設作業員らによって頻繁に発見されている。(c)AFP