クリッパーズがグリフィンをピストンズに電撃トレード、米報道
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【1月30日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)が、複数の選手やドラフト指名権と引き換えにブレイク・グリフィン(Blake Griffin)をデトロイト・ピストンズ(Detroit Pistons)にトレードすることで合意した。米スポーツ専門チャンネルESPNが29日に報じている。
クリッパーズ一筋でキャリアを過ごしてきたグリフィンは、ガードのウィリー・グリーン(Willie Green)とブライス・ジョンソン(Brice Johnson)らとともにピストンズに移籍。ピストンズからの見返りとして、クリッパーズはガードのエイブリー・ブラッドリー(Avery Bradley)、フォワードのトビアス・ハリス(Tobias Harris)、センターのボバン・マリヤノビッチ(Boban Marjanovic)、そしてドラフト1巡目と2巡目指名権を獲得すると伝えられている。
グリフィンはオフシーズンにクリッパーズと5年契約を交わしてチームに残留しており、今回のトレードは電撃的なニュースとして伝えられた。今季のクリッパーズは通算25勝24敗で、ウエスタンカンファレンス9位につけている。
2010-11シーズンの新人王に輝いたグリフィンは、今季33試合に出場して1試合平均22.6得点、7.9リバウンド、5.4アシストを記録。キャリア通算成績は1試合平均21.6得点、9.3リバウンド、4.2アシストとなっている。
2009年にドラフト全体1位指名でクリッパーズに入団した直後、グリフィンは左膝を骨折して手術に踏み切り、2009-10シーズンを棒に振っているほか、これまでも背中のけいれん、大腿四頭筋の断裂、手の骨折、膝の手術、ブドウ球菌感染、つま先の骨折、膝の内側側副じん帯(MCL)損傷などキャリアを通じて故障に悩まされている。(c)AFP