アフガニスタン首都の救急車自爆攻撃、死者103人に 政府は服喪を宣言
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【1月28日 AFP】アフガニスタンの首都カブールで前日に発生した救急車を使った自爆攻撃は28日、死者が100人を超えた。政府は1日間の服喪を宣言し、大統領府には半旗が掲げられた。
旧支配勢力タリバン(Taliban)が犯行声明を出した攻撃は27日の昼休みの時間帯に発生。ワイス・バルマク(Wais Barmak)内務相は報道陣に対し「残念ながら多数の負傷者が病院で亡くなり、現在の死者数は103人で、負傷者は235人となった」と語った。
カブールでは先週も高級ホテルへの襲撃があったばかり。27日の攻撃はこの数年来でも最悪規模のものとなった。
引き続き厳重な警戒が続く中、28日のカブール中心部は平日ながら異例の静けさが漂い、道路では人影や車もまばらな状況となっている。一方、現場付近の街路などではさらなる攻撃に備えて検問所が増強されている。(c)AFP/Emal HAIDARY, Mushtaq MOJADDIDI