【1月28日 AFP】ボクシング、WBA世界ライト級タイトルマッチが27日、米カリフォルニア州ロサンゼルスのフォーラム(The Forum)で行われ、王者ホルヘ・リナレス(Jorge Linares、ベネズエラ)が判定の末3-0(118-110、118-110、117-111)で挑戦者のメルシト・ヘスタ(Mercito Gesta、フィリピン)を下し、王座防衛を果たした。

 14連勝を飾って自身3度目の防衛を果たした32歳のリナレスは、通算戦績を44勝(27KO)3敗としている。

 リナレスは試合を通じて重くきれいなパンチを決め、ほぼすべてのラウンドでジャッジがリナレスに多くポイントを付けた。

 リナレスは「実際のところ彼の力を感じはしなかったが、4回か5回頃に手を痛めたんだ。KOがなかったのは彼がしっかりと準備をしていたからだ」

 一方、戦績を31勝2敗2分けとしたヘスタは、リナレスのパンチを頭に受けても大きく口を開けて笑うなど序盤は観客を楽しませたが、終盤にかけてパンチを受けた数が増えると、その笑顔はゆがんだものに変わった。(c)AFP