【1月24日 AFP】ドイツ警察は23日、学校内でクラスメートの首を刺して殺害した容疑で15歳の少年を逮捕した。当局とメディアが明らかにした。

 報道によると、警察はヘリコプターよる捜索で少年を発見し、逮捕。その際に少年は抵抗する姿勢は見せなかったという。

 事件は、西部ノルトライン・ウェストファーレン(North Rhine-Westphalia)州のリューネン(Luenen)にある学校で現地時間午前8時頃(日本時間同日午後4時頃)に発生した。

 同州ドルトムント(Dortmund)の検察と警察当局は共同声明を発表し、容疑者の少年は攻撃的な行動を取ることで当局に知られており、事件当日は学校側との話し合いのため母親と共に登校していたと明かした。

 少年は話し合いが始まるのを待つ間、仲が悪かったクラスメートの少年(14)と争いになったとみられている。大衆紙ビルト(Bild)によれば、容疑者の少年は母親の目の前でクラスメートの首をナイフで刺したという。(c)AFP