米アラスカ沿岸沖でM7.9の地震 津波警報発令
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【1月23日 AFP】(更新)米アラスカ州沿岸沖で23日、マグニチュード(M)7.9の大規模な地震が発生し、同州からカリフォルニア州にかけて、津波警報や注意報が発令された。
米地質調査所(USGS)によると、地震はグリニッジ標準時(GMT)の22日午前9時31分(日本時間同日午後6時31分)に発生。震源地はアラスカ州コディアック(Kodiak)の南東から280キロ沖合のアラスカ湾(Gulf of Alaska)内で、震源の深さは約10キロ。
米国の津波警報センター(National Tsunami Warning Center)によると、アラスカ州南部および南東部、カナダ西岸部に津波警報が出された。
また、カリフォルニア州とオレゴン州の沿岸部全域、ワシントン州の一部、そしてハワイ州に注意報が発令された。
アラスカ州沿岸沖の島に位置するコディアックの警察報道官はAFPに対し、これまでのところ同地では、被害や大きな波が到達したとの報告はないと述べている。ただ、緊急事態管理局アンカレジ事務所(Anchorage Office of Emergency Management)は沿岸部から高台に避難するよう住民に呼び掛けている。(c)AFP