【1月22日 AFP】(更新、写真追加)スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州の前首相で独立推進派のカルレス・プチデモン(Carles Puigdemont)氏が22日、シンポジウム出席のためデンマークの首都コペンハーゲンに到着した。スペイン中央政府は、プチデモン氏が解任されて以降滞在中のベルギーを出国した場合、逮捕状を出すと警告していた。

 デンマークの民放テレビTV2は、コペンハーゲン空港(Copenhagen Airport)で報道陣に囲まれるプチデモン氏の映像を伝えた。同氏は、22日午後にコペンハーゲン大学で開催されるカタルーニャ問題に関するシンポジウムに出席予定。

 これに先立ちスペイン紙の日刊紙パイス(El Pais)は、ベルギー・ブリュッセル空港でプチデモン氏の姿を捉えた写真を公開。22日午前8時(日本時間同日午後4時)初のデンマーク行きの便に搭乗すると報じていた。

 その一方、司法筋によるとスペインの検察当局は同日、欧州逮捕状の再発付を請求した。(c)AFP