家宅捜索でワニが出た、体長2メートル ロシア
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【1月20日 AFP】ロシア北西部サンクトペテルブルク(St. Petersburg)で警察が武器の不法所持および密輸の疑いで容疑者の家を捜索したところ、地下室で巨大なワニを発見した。現地の警察が19日発表した。
ワニが見つかったのは、サンクトペテルブルクにあるロシア皇帝の宮殿で有名な町ペテルゴフ(Petergof)の家。警察によると、捜索中ワニはおとなしくしており特に問題は起きなかった。獣医師部局がワニの引き取り手を探しているという。
警察が公開した写真には、暗く濁った浅いプールの中にいるワニが写っている。サンクトペテルブルクの気温は日中でも氷点下7度前後で、ワニの飼育に適した温度をはるかに下回っている。
近隣住民は現地テレビに「(このワニは)2005年からそこで飼われていた」「当時は小さかった」と語った。
現地のニュースサイト「フォンタンカ(Fontanka)」によると、このワニは体長2メートルのナイルワニで、この建物で青少年クラブを運営する歴史上の戦闘の再現イベントの愛好家が所有していた。
警察によると、弾薬のようなものも見つかり鑑識に回した。容疑者は現在勾留されている。(c)AFP