米コカ・コーラ、2030年までに包装材の100%リサイクル目指す
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【1月20日 AFP】米飲料大手コカ・コーラ(Coca-Cola 本社:米ジョージア州)は19日、世界の消費財廃棄物削減に向けた取り組みとして2030年までに自社製品の包装材を100%回収してリサイクルする計画に着手したと発表した。
500ブランド以上の炭酸飲料やジュース、水、茶飲料を販売している同社は、自社で使用する包装材を全世界で100%リサイクル可能なものにすることにも取り組んでいると明らかにした。
2030年までに同社および製品の製造・販売を行うボトラー各社、卸売会社、小売店が販売した製品1点につき瓶あるいは缶を1つ回収することを促すとともに、飲料の瓶の原材料に占めるリサイクル素材の割合を平均で50%にして廃棄物を削減する計画。また植物由来の樹脂の開発も行って包装材に使用するプラスチックを削減する。
同社はこの取り組みを「ワールド・ウィズアウト・ウェイスト(廃棄物のない世界)」と銘打ち、廃棄物問題を過去のものとすべく自社で使用する包装材ならびに地球のための投資を始めていると表明した。(c)AFP