ワウリンカ、世界97位に悔しい完敗も「期待以上の結果」 全豪OP
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【1月19日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)は18日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第9シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)は2-6、1-6、4-6で世界ランキング97位のテニス・サングレン(Tennys Sandgren、米国)に完敗を喫した。
左膝に手術を受けた影響で昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)を最後に実戦から遠ざかり、今大会が復帰戦となっていたワウリンカは、厳しい結果に終わったことについて「彼が良いプレーをしていたとしても、コート上での気分や自分の負け方は非常につらかった」と語った。
「四大大会(グランドスラム)を3度も制すと、きょうのような試合では気分が良くないが、前向きな姿勢を保たないといけない。この12日間は、ここに来る前に夢見ていたものよりも良かったと思う」
「初戦を戦えるかも考えずにやってきたわけだし、自分にとっては大きなステップになった。まだ5か月前に手術を受けたばかりだが、すでにここまで来ることができたというのは、チームと一緒に期待していた以上の結果だ」
2014年大会決勝でラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を破って栄冠に輝くなど、グランドスラム通算3勝を誇るワウリンカは、今後はオランダ・ロッテルダムで行われるABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2018)に出場した後、フランス・マルセイユで開かれるオープン13(Open 13 Provence 2018)に参戦するという。
一方、世界ランク8位のワウリンカから「キャリア最大の勝利」を手にしたサングレンは次戦、4回戦進出をかけてマクシミリアン・マーテラー(Maximilian Marterer、ドイツ)と顔を合わせる。マーテラーは同日、フェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco、スペイン)を6-4、4-6、7-6(7-5)、3-6、6-3で破っている。(c)AFP/Robert SMITH