当局の追跡受けた密輸業者、鳥を海に投棄 約300羽死ぬ マレーシア
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【1月17日 AFP】マレーシア当局は17日、同国からインドネシアへと密輸されていた鳥およそ300羽が、沿岸警備隊に追われた密輸業者らによって海に投棄され死んだと明らかにした。
容疑者である密輸業者らは16日、マレーシア南西沖で警備隊に追跡された際、鳥が入った籠ごと海に投げ捨てたという。鳥のほとんどは、インドネシアでペットとしてよく売られているヒバリの一種とみられている。
マレーシア沿岸警備隊のアズマン・サムスディン(Azman Samsudin)司令官はAFPの取材に対し、「密輸業者はわれわれの追跡を受け、鳥を海に投げ込んだ」と話し、「合計300羽で、助かった鳥はわずか3羽だった」と明らかにした。
容疑者のインドネシア人4人は、マレーシア・スランゴール(Selangor)州のマラッカ(Malacca)海峡沖での追跡後に逮捕された。死んだ鳥の多くは東南アジア一帯に生息するヤブヒバリとみられ、警察はベトナムからマレーシアを陸路で経由して運ばれていたとみている。(c)AFP