ロナウジーニョが正式に現役引退、代理人を務める実兄が発表
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【1月17日 AFP】サッカー元ブラジル代表で、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)で活躍したロナウジーニョ(Ronaldinho)が、正式に現役を引退した。現在37歳のロナウジーニョは、最後に所属したカンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のフルミネンセ(Fluminense)を退団した2015年から無所属となり、プロサッカー選手として公式戦に2年以上も出場していなかった。
2002年W杯日韓大会の優勝メンバーで、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)やイタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)でもプレーしたロナウジーニョについて、同選手の実兄で代理人も務めるロベルト・デ・アシス(Roberto de Assis)氏は、彼が現役でプレーする予定はなく、現在はイベントなどの準備を進めているとしている。
アシス氏は「彼の現役生活は終わった。今のわれわれはW杯ロシア大会(2018 World Cup)終了後、おそらく8月ごろになにか素晴らしいことをしようと考えている。ブラジルや欧州、アジアでいくつかのイベントを行う予定だ。もちろん、ブラジル代表チームとの共演も考えている」とコメントした。
故郷ポルトアレグレ(Porto Alegre)のグレミオ(Gremio)でキャリアをスタートさせたロナウジーニョは、フランスの名門PSGでスターの地位を確立。2003年から2008年まで過ごしたバルセロナでは、2005年のバロンドール(Ballon d'Or)に輝き、2006年にはクラブの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇に貢献した。
ロナウジーニョは2008年から2011年までミランに所属すると、その後は母国ブラジルに戻り、フラメンゴ(Flamengo)やアトレチコ・ミネイロ(Clube Atletico Mineiro)、メキシコ1部リーグのケレタロFC(Queretaro FC)でプレーした。(c)AFP