ベネズエラ最高裁襲撃犯、警察の急襲作戦で死亡 政府発表
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【1月17日 AFP】ベネズエラで昨年に起きた最高裁判所襲撃事件を実行したとされる元エリート警察官のオスカル・ペレス(Oscar Perez)容疑者(36)について、同国政府は16日、警察の急襲作戦で死亡した7人の「テロリスト」の中に含まれていたと発表した。
ペレス容疑者は、同国で反政府デモが行われていた昨年6月、盗んだヘリコプターから最高裁に手投げ弾を投下する事件を起こして以来、同国の最重要指名手配犯とみなされ、ニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領からも「クーデター」を試みたと非難されていた。
同国の警察は15日、ペレス容疑者と仲間の武装集団が潜伏していた首都カラカス郊外の民家を急襲。激しい銃撃戦となり、警察官も2人犠牲になった。カラカスで記者会見したネストル・レベロル(Nestor Reverol)内相によると、同作戦では男4人と女2人が逮捕され、「現在起訴手続きが進められている」という。(c)AFP