【1月16日 AFP】フィリピン中部アルバイ(Albay)州で15日、噴火の恐れがあるとして警戒されていたマヨン(Mayon)山から溶岩が流出した。火山学者はこれを「静かな噴火」と呼び、数日以内に危険な爆発的噴火が起きる恐れがあると警告している。
フィリピン火山地震研究所(Phivolcs)によると、マヨン山からは溶岩がゆっくりと流出しているほか、噴煙も高度1000メートルまで噴出。危険な泥流や有毒なガスが発生する恐れがあることから、火山の周辺7キロ圏内の住民1万2000人以上に避難命令が出された。(c)AFP