10代少女2人の惨殺遺体発見、集団性的暴行後に遺棄 印北部の州
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【1月15日 AFP】インド北部ハリヤナ(Haryana)州で、10代の少女2人の惨殺遺体が相次いで見つかり、警察は15日、集団性的暴行および殺人事件として捜査に乗り出していることを明らかにした。
首都ニューデリーに接する同州は非常に保守的な土地柄とされ、女性に対する暴力行為が頻発する地域とはいえ、同一州内で別々に発生した一連の事件の残虐性に衝撃が走っている。
まず12日、同州クルクシェトラ(Kurukshetra)に住む15歳の少女の激しく損傷した遺体が小川に遺棄されているのが見つかった。警察はレイプと殺害の容疑で複数の男らの行方を追っている。
クルクシェトラ警察署長は、被害者の体内には複数のひどい傷があり、暴行時に鈍器が使われた可能性が示唆されると説明。「少なくとも4人の男が事件に関わっているとみられている。犯人らを逮捕するため、大規模な捜査を行っている」と述べた。
翌13日、1人目の少女の遺体が見つかったわずか数時間後に、同州パニパット(Panipat)で12歳の少女の遺体が池で見つかった。パニパット警察署長によると、被害者宅の近隣住民の男2人が逮捕されたという。
2人は自分たちの家へ少女を誘い出し、レイプして殺害したと供述していると、同署長は明らかにした。(c)AFP