全豪OPに影響も―けがと病気を抱える選手たち
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【1月14日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)は、15日に開幕を迎える。しかし、異常なほど長い負傷者や病気中の選手のリストは大会に影響を与える可能性もあり、すでにアンディ・マレー(Andy Murray、英国)や錦織圭(Kei Nishikori)は大会欠場を表明している。
今季初の四大大会(グランドスラム)を前に、どの選手が何に苦しんでいるのかをAFPがまとめた。
■男子選手
■ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)
全豪で6度の優勝を誇るジョコビッチは、昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)で右手首を負傷し、戦列を離れた。まだ100パーセントの状態ではないながら、プレーはできるレベルにあるとしている。先週にはエキシビション大会のクーヨン・クラシック(Kooyong Classic 2018)に出場した。
■ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)
世界ランク1位のナダルは、ブリスベン国際(Brisbane International 2018)を膝のけがで欠場。しかしながら13日には激しいトレーニングを行った後、「気分は上々」と語っていた。
■スタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)
2014年大会王者のワウリンカは、膝軟骨関節の2度の手術から復帰。陣営とともに全豪出場の判断を下したのは13日だった。膝の状態は十分に持ちこたえられる状態としながらも、痛みを感じるとも話している。
■ミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)
ふくらはぎと手首のけがでラオニッチは昨年10月から戦線離脱。ブリスベン国際に出場したものの、ワイルドカード(主催者推薦)の選手に敗れた。
■ニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)
ブリスベン国際では脚にテーピングが施されていた。曰く、左膝の裏に水がたまっているという。それでも母国の大きな期待を背負うキリオスは問題ないようで、同大会で優勝を飾った。
■ジャック・ソック(Jack Sock、米国)
男女混合国別対抗戦の第30回ホップマンカップ(Hopman Cup XXX)を臀部(でんぶ)の負傷で棄権したソックは、2日後に復帰したが、フェデラーに敗れた。
■ドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)
世界ランク5位のティエムは、カタール・エクソンモービル・オープン(Qatar ExxonMobil Open 2018)準決勝の直前にウイルス感染と熱で棄権。その後、クーヨン・クラシックでも同様の症状で棄権した。
■ジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)
2008年大会準優勝のツォンガは、手首の負傷でカタール・オープン開幕を前に棄権した。