フランスの赤ちゃんパンダも一般公開、生後5か月のユアンメン
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【1月14日 AFP】フランス中部サンテニャンシュルシェール(Saint-Aignan-sur-Cher)にあるボーバル(Beauval)動物園で13日、フランス国内で初めて生まれた生後5か月の雄のジャイアントパンダの一般公開が始まり、大勢の観覧者を喜ばせた。赤ちゃんパンダ見たさに何時間もかけて駆け付けた人たちもいた。
「夢の実現」という意味の中国語から「ユアンメン(Yuan Meng、円夢)」と名付けられた赤ちゃんは、新設のパンダ舎で母親と一緒に公開され、熱心な観覧者が展示スペースを取り囲んだ。
パリ地域圏から来園した女性は、「息子がどうしても見たいというので、午前3時に起床して来ました。歴史的な瞬間に立ち会えた気がして、とても感動しました」と語った。
動物園の獣医師バティスト・ミュロ(Baptiste Mulot)氏によると、赤ちゃんパンダは10日前にパンダ舎に移されて環境になじませていたという。
ボーバル動物園には2012年にフランスと中国の高官レベル交渉を経てつがいのパンダが貸与されたが、ユアンメンは人工授精によって誕生した。(c)AFP