北朝鮮、平昌五輪への芸術団派遣についての協議を提案
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【1月13日 AFP】北朝鮮は平昌冬季五輪への芸術団の派遣についての協議を来週、開催するよう韓国に提案した。韓国統一省が13日、明らかにした。
南北関係は北朝鮮の核兵器開発計画をめぐり数か月にわたって緊迫化していたが、北朝鮮は今週初め、韓国と北朝鮮の軍事境界線にある板門店(Panmunjom)で行われた南北の高官級会談で、韓国で開催される平昌五輪への参加を表明した。
韓国統一省は、北朝鮮は選手団や応援団の前に、芸術団の韓国派遣について協議したがっているようだと述べた。
統一省は声明で「北朝鮮は芸術団の遠征に関連するさまざまな実務的な事柄を優先課題として協議したがっている」と述べ、韓国政府は北朝鮮側の提案を検討した後に返答すると発表した。
板門店で15日に開催される南北実務会談には、北朝鮮側の4人の代表団の一人として、金正恩(Kim Jong-Un、キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長自らがメンバーを選んだとされる女性楽団「モランボン(牡丹峰)楽団(Moranbong Band)」の玄松月(ヒョン・ソンウォル、Hyon Song-Wol)団長も出席するとみられている。(c)AFP