花嫁の遅刻にうんざり!英牧師、結婚式の遅れに罰金
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【1月6日 AFP】英国で、結婚式に花嫁が遅刻してくることが度重なり、うんざりした牧師が、結婚式で10分以上の遅れが生じた場合、100ポンド(約1万5000円)の罰金を科す方針を明らかにした。タイムズ(Times)紙が5日、報じた。
英国国教会(Church of England)のジョン・コービン(John Corbyn)牧師は、結婚式が立て続けに2回遅れたことを受け、自身が担当するベアステッド(Bearsted)のホーリークロス(Holy Cross)教会と、サーナム(Thurnham)の聖マリア(St Mary the Virgin)教会で罰金制度を導入したという。
コービン牧師は「私たちはある意味、悪用されたとも感じている...。結婚式が遅れることが慣例化するのではないかと心配した」と語った。
結婚式を挙げる2人は事前に100ポンドの小切手を牧師に預け、当日もし花嫁が遅れた場合は小切手は返却されず、待たされた教会側のオルガン奏者や鳴鐘者、聖歌隊に分配される。
タイムズ紙によると、罰金の対象外となるのは交通渋滞や事故などにより遅れた場合のみ。
コービン牧師によると、罰金制度は功を奏し、最近では花嫁が10分前に式場へ到着するという。(c)AFP