【1月9日 東方新報】男性ファッションメディア「杜紹斐(Shaofeidu)」や「京東(JD.com)」データ研究院などが共同で「中間層男性の消費白書」を発表した。5万人を超える一般男性や、1億人を超えるとも言われる「京東」の全プラットフォーム利用者の消費データに基づき、さまざまな角度から中間層男性の消費習慣や消費の実態を捉えている。

■最もお金をかけるのは東莞市の男性

 広東省(Guangdong)東莞市(Dongguan)の男性が、消費がおう盛だ。都市別ではこのほか、深セン市(Shenzhen)、蘇州市(Suzhou)の3都市が上位を占めており、上位10都市のうちのほとんどが中国南方地域で、北方地域でランク入りしたのは鄭州市(Zhengzhou)のみだった。

■気にしているのは家と車

 今回の調査に参加した男性の62.1%が家を所有している。このうち49.7%は自身で住宅ローンを返済しており、毎月5000元(約8万6000円)以上の返済額の人が36.1%を占める。そして、住宅ローンの返済が負担なのに、車の購入には熱が入るという矛盾も。車選びの際に、男性が最も重視するのは、「ブランド」(51.8%)と「費用対効果」(71.1%)だそうだ。白書によると、車選びに「環境、エコロジー」といった理由などで選んだ人は10.4%にとどまった。