【1月5日 AFP】エジプト南部ルクソール(Luxor)近郊で5日、約20人を乗せた熱気球が墜落し、観光客1人が死亡、12人が負傷した。地元の保健当局者が明らかにした。

 死亡したのは南アフリカ人観光客で、保健当局者はAFPの取材に対し、他に死者はいないとしたものの負傷者のけがの程度については明かさなかった。

 ルクソールでは2013年に、熱気球が飛行中に火災を起こして爆発し、日本人観光客らを含む19人が死亡する事故が起きている。この事故の原因はガス漏れとされている。

 また2009年には飛行中の熱気球が、やはりルクソールの通信用のアンテナに接触し墜落。外国人観光客13人が負傷した。(c)AFP