【1月5日 AFP】米調査会社ガートナー(Gartner)は4日、韓国の電機大手サムスン電子(Samsung Electronics)が半導体の売上高でライバルの米インテル(Intel)を上回り、半導体メーカーとして初の首位となったとする調査結果を公開した。

 ガードナーのアナリスト、アンドリュー・ノーウッド(Andrew Norwood)氏によると、サムスン電子は最大の市場シェアを得て、インテルから半導体業界首位の座を奪った。インテルが首位の座を明け渡すのは1992年以来、25年ぶり。

 2017年の世界の半導体市場の売上高は、スマートフォンなどの接続機器の需要の伸びに支えられて22%増の4197億ドル(約47兆3300億円)だった。

 サムスンの売上高は52.6%増の612億ドル(約6兆9000億円)で、市場シェア14.6%だった。

 一方、インテルの売上高は6.7%増の577億ドル(約6兆5000億円)にとどまり、市場シェアは13.8%だった。(c)AFP