米朝核戦争は起きない、メキシコの「大魔法使い」が予言
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【1月5日 AFP】米国と北朝鮮の核戦争を恐れる必要はない──魔術師めいたひげにマイクを近づけて、メキシコの超能力者アントニオ・バスケス(Antonio Vazquez)氏は4日、タロット占いの結果を告げた。
「エルブルホ・マヨル(El Brujo Mayor、大魔法使い)」の異名で知られるバスケス氏の新年の予言は、毎年の恒例行事。政治から芸能、スポーツまで幅広い分野を網羅し、国内では有名人だ。
そんなバスケス氏の見立てによれば今年、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長のエゴが衝突する事態を心配する必要はないという。「ソードのナイト! 爆弾が飛び交うことはない。彼らは合意に達するだろう」とバスケス氏は予言した。
しかし、声帯を損傷してワールドツアー延期中のコロンビア出身のポップ歌手シャキーラ(Shakira)については、それほど幸運には恵まれないという。「何者かが彼女に呪いをかけているのを感じる」「回復するとは思わない」とバスケス氏は心配そうに語った。
また、中南米のどこかで暗殺事件が起きると予言。ベネズエラのニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領とブラジルのミシェル・テメル(Michel Temer)大統領、米刑務所の独房で服役中のメキシコの麻薬王「エル・チャポ(El Chapo)」ことホアキン・グスマン(Joaquin Guzman)受刑者の名を挙げ、用心しなければならないと指摘した。グスマン受刑者は体調の悪化も予言されている。
さらにバスケス氏は、サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)の結果も大胆予想し、前大会優勝国のドイツが決勝でスペインを破ると述べた。
ただ、バスケス氏は2016年にはトランプ氏が米大統領選の共和党予備選で敗北すると予言しており、必ず当たるものではなさそうだ。(c)AFP