【1月4日 AFP】フィリピン南部で3日、ゴム農園勤務の男性(21)が発見し自宅に持ち帰った迫撃砲弾が爆発し、男性と親族、近所の住民合わせて8人が死亡、5人が負傷した。警察当局が4日、明らかにした。

 当局によると、爆発があったのは首都マニラの南約800キロのシラワイ(Sirawai)で、この地域では1990年代に政府軍とイスラム過激派が武力衝突を繰り返していた。

 警察当局は、男性は発見したものが何であるか分からなかったとみられ、持ち帰って分解しようとしていて爆発したとの見方を示しており、地元の警察官はAFPの電話取材に対し、細長い砲弾の一部は金色で「男性は中に金が含まれていると思ったようだ」と述べた。(c)AFP