元王者マレーも全豪OP欠場、錦織に続き 臀部の回復遅れる
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【1月5日 AFP】(更新)男子テニス、元世界ランキング1位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が4日、負傷した臀部(でんぶ)の回復が遅れていることを理由として、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)を欠場すると発表した。
準々決勝で敗れた昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)以降、実戦から遠ざかっている30歳のマレーは声明で「まだ競技するレベルに達しておらず、今年はメルボルンでプレーできないことになってしまい残念」と述べた。
「すぐに帰国して全ての選択肢を検討する。皆さんの応援メッセージには非常に感謝している。早くプレーできる状態になれればと思っている」
マレーの欠場を受け、大会ディレクターのクレイグ・タイリー(Craig Tiley)氏もコメントを出し、「アンディが臀部のせいで難しい時間を過ごしていたこと、そして彼がオーストラリアの夏に向けてできることは全てやっていたことは十分承知している」と同選手の欠場を残念がった。
同日には、昨年8月に行われたウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2017)期間中の練習で右手首を負傷した錦織圭(Kei Nishikori)も今年最初の四大大会(グランドスラム)となる全豪オープンの欠場を発表していた。(c)AFP