コウチーニョ獲得は? バルサ指揮官「今いる選手が重要」
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【1月4日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)を率いるエルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)監督は3日、「今チームにいる選手の方を選ぶ」と語り、イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)に所属するフィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)の獲得に関する臆測を一笑に付した。
ブラジル代表のコウチーニョは、今冬の移籍市場で1億5000万ユーロ(約200億円)の移籍金でのバルセロナ加入がうわさされている。昨夏、バルセロナは何度もアプローチを試みたが、リバプールは移籍を拒否していた。
バルベルデ監督は「コウチーニョに関することについて何も言うことはない。彼はわれわれの選手ではない。彼は別のチームにいて、われわれはその事実に敬意を払っている。素晴らしい選手であるが、今後何が起きるのかは私たちも分からない」と語った。
「とはいえ、私は今チームにいる選手の方を選ぶ。彼らの方が私にとって重要だ」
一方でリバプールのユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督も、コウチーニョの近い将来に関する過熱気味の臆測に巻き込まれることを拒否した。
週末には、バルセロナのユニホームを提供しているナイキ(Nike)社のウェブサイトに、コウチーニョの名前の入った同クラブのユニホームの写真がアップされており(その後消去)、スペイン行きのうわさはさらに大きなものになった。
クロップ監督は「それについては耳にした。誰かが言っていたが、私は『ワオ』と思ったね。とはいえ、私はまったくもって興味がない」と応じている。(c)AFP