年末年始の過密日程は「選手を殺す」、ペップ監督が不満あらわ
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【1月3日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは2日、第22節の試合が行われ、ここ11日間で4試合目に臨んだマンチェスター・シティ(Manchester City)は3-1でワトフォード(Watford FC)に勝利。しかし、チームを率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は試合後、年末年始の過密スケジュールは「選手を殺す」と不満をあらわにした。
2日前にアウェーのクリスタルパレス(Crystal Palace)戦で引き分け、連勝記録が18で途切れた首位シティだったが、この日はラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)とセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)の得点に加え、相手のオウンゴールでワトフォードを一蹴。2位との勝ち点差を15に広げた。
それでも勝利を手放しで喜べないグアルディオラ監督は、「イングランドではショーが途切れてはいけないのは理解しているが、これは普通じゃない。上層部は真剣に考えるべきだ」と話し、他の欧州トップリーグとは対照的に年末年始にかけて連戦を余儀なくされるプレミアリーグの日程に不満を漏らした。
「われわれは選手を殺そうとしている。連盟側は気にかけていないようだが、彼らも選手のことを考えないといけない。選手は11か月もぶっ続けでプレーしている。保護される必要があるし、彼らは量ではなく質でプレーすべきだ」
シティは前節のクリスタルパレス戦でFWガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)が膝の靱帯(じんたい)を負傷。これによっていら立ちに拍車をかけられているグアルディオラ監督は、同選手について「彼は4~6週間にわたり離脱することになるだろう。もう少し長くなるかもしれないが、なるべく早く戻ってきてほしい」と話した。(c)AFP