北朝鮮関連でパナマ船籍のタンカーも抑留 韓国報道
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【12月31日 AFP】韓国の聯合(Yonhap)ニュースは31日、パナマ船籍のタンカーが国連(UN)の対北朝鮮制裁に違反して、石油精製品を北朝鮮の船舶に積み替えていた疑いで韓国当局の取り調べを受けていると伝えた。
聯合が海洋当局の情報として報じたところによると、このタンカーはパナマ船籍の「KOTI」号(5100トン)。石油精製品を北朝鮮の船舶に積み替えていた疑いで、2週間前に韓国西部の平沢・唐津(Pyeongtaek-Dangjin)の港で韓国当局に抑留され、21日に出港が禁じられた。乗組員はほとんどがミャンマー人と中国人で、現在、税関と情報当局が取り調べているという。
聯合によると、「KOTI」号は北朝鮮との関連がある疑いで取り調べを受けていると、政府関係者が語ったという。
聯合の報道について当局側の確認はとれていない。
韓国はこの数日前にも、11月に同様に北朝鮮船舶に石油精製品を積み替えていた香港船籍の船舶を拿捕し、検査していたことを明らかにしている。(c)AFP