【12月28日 AFP】ロシア西部サンクトペテルブルクのスーパーマーケットで27日爆発があり、当局によると10人が負傷した。

 捜査当局は、この爆発は殺人未遂事件として扱われていると発表し、テロの可能性には言及していない。一方、AFP特派員は現場で、テロ捜査を担うロシア連邦保安局(FSB)の車両を目にしている。

 捜査当局はロシア・メディア各社に対し「サンクトペテルブルクのショッピングセンターでTNT火薬200グラム相当の威力を持ち、殺傷力のある破片物がつめられた手製の爆発物が爆発した」と発表した。

 当局への証言によれば、爆発物はスーパーのロッカーに仕掛けられていたもよう。現場で火災は発生していないという。(c)AFP