エジプトで15人に絞首刑執行、治安部隊襲撃で 数年ぶりの大量処刑
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【12月26日 AFP】エジプトで26日、情勢が不安定なシナイ半島(Sinai Peninsula)で治安部隊を襲撃し、死刑判決を受けていた15人に対し、絞首刑が執行された。警察当局が明らかにした。
当局によると、刑は軍事法廷で死刑が言い渡された後に15人が収監されていた刑務所2か所で執行され、2015年に過激派6人に対して絞首刑が処されて以来の大量処刑となった。
シナイ半島ではイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」傘下の武装勢力がたびたび警察官や兵士らを襲撃し、これまでに数百人を殺害している。また、シナイ半島以外でも一般市民を狙った攻撃を仕掛けている。(c)AFP