イスラエル兵平手打ちのパレスチナ人少女ら、勾留延長 裁判所
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【12月26日 AFP】イスラエルの裁判所は25日、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)でイスラエル兵を平手打ちするなどした動画が拡散した後に逮捕されたパレスチナ人女性3人の勾留を延長すると決定した。警察当局が明らかにした。
当局によると、オフェル(Ofer)軍事裁判所はアヘド・タミミ(Ahed Tamimi)さん(17)、アへドさんの母親のナリマン・タミミ(Nariman Tamimi)さん(43)、いとこのヌール・ナジ・タミミ(Nour Naji Tamimi)さん(21)の勾留期間を28日まで延長すると言い渡した。
拡散した動画は、15日にヨルダン川西岸ラマラ(Ramallah)近郊の村ナビサレハ(Nabi Saleh)で携帯電話で撮影されたもので、アヘドさんとヌールさんがイスラエル兵2人に近寄り、押したり蹴ったり、平手打ちしたりする様子が映っている。
アヘドさんらに危害を加えるつもりはなく、挑発行為だったとみられ、重装備の兵士らは相手にしなかった。
タミミさん一家はイスラエル軍によるヨルダン川西岸の占領に対する抗議で有名な活動家一家。15日に行った抗議活動では家族の一人がゴム弾で頭を撃たれたと主張している。(c)AFP