英王室のXマス、女王は今年相次いだ襲撃対応を称賛 婚約者の姿も
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【12月26日 AFP】英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II、91)は、25日に発表した毎年恒例のクリスマスメッセージで、今年首都ロンドンと中部マンチェスターで発生した襲撃事件への対応を称賛した。
事前収録しクリスマス当日にテレビ放送されたメッセージで女王は、「今年のクリスマスに私が思いをはせるのは、ロンドンとマンチェスターです。両市の確固たるアイデンティティーは、おぞましい攻撃に見舞われた過去12か月にも輝きを失いませんでした」と語った。
今年ロンドンでは死傷者を伴う襲撃が2度発生。一方マンチェスターでは、米歌手アリアナ・グランデ(Ariana Grande)さんのコンサート会場で自爆攻撃が起き、子どもと10代の若者多数を含む22人が死亡した。
女王はまた、今年単独公務から引退した夫のフィリップ殿下(Prince Philip)に対し、その「力添えと独特のユーモア感覚」に個人的な謝意を表したいと述べた。
英王室は例年、イングランド東部のノーフォーク(Norfolk)州サンドリンガム(Sandringham)にある女王の私邸でクリスマス休暇を共に過ごす。
今年はヘンリー王子(Prince Harry)の婚約者の米女優メーガン・マークル(Meghan Markle)さんも姿を見せた。王室のクリスマスに婚約者として加わるのはマークルさんが初めてで、王室の伝統的姿勢に生まれた大きな変化として歓迎されている。(c)AFP