世界1位のナダル、シーズン開幕のエキシビション大会欠場へ
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【12月24日 AFP】男子テニスの世界ランキング1位につけるラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が、シーズンの幕開けに予定していたエキシビション大会、ムバダラ・ワールド・テニス選手権(Mubadala World Tennis Championship)をコンディション不良により欠場することが決まった。
現在31歳のナダルは、昨季は全仏オープンテニス(French Open 2017)と全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)を制した過酷なシーズンを過ごした末、最終戦のATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2017)は膝のけがで途中棄権を強いられた。
全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)までわずか3週間となった中で、エキシビション大会の欠場が決まったナダルは、大会の公式ウェブサイトで「2017年はタフな一年で、次への準備を整えるにはカレンダーに別の形で向き合う必要がある。そのため大会主催者とファンのみなさんに対し、残念ながら今回はアブダビでプレーしないことをお伝えする」と発表した。
スペインのスポーツ日刊紙ASによると、ナダルは今週、膝の状態が引き続き思わしくないことから、故郷のマジョルカ島で行っていた練習を中断し、バルセロナで治療を受けなければならなかったという。ナダルは現在のところ、1月の全豪オープンで自身17個目の四大大会(グランドスラム)のタイトルを目指している。
ムバダラ・ワールド・テニス選手権は、12月28日から30日にかけて開催され、6人が出場する。ナダルの代役は、同じスペインのロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut)が務めることになった。(c)AFP