仏パリで「天然トリュフ」発見
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【12月23日 AFP】フランスのパリで、天然のトリュフが見つかった。専門家によるとパリで天然のトリュフが見つかるのは史上初。
トリュフの価格が通常の倍の1キロ5000ユーロ(約67万円)以上に高騰するなか、このトリュフが見つかったのはエッフェル塔(Eiffel Tower)近くにある、ホテル「メルキュール・パリ・サントル・トゥール・エッフェル(Mercure Paris Centre Tour Eiffel)」の屋上庭園で、シデの木の根元にあったという。
今回見つかったのは「冬トリュフ(黒トリュフ)」で、より貴重なペリゴール(Perigord)産黒トリュフと同じ地域で生育することが多い。
まもなく訪れるクリスマスで、トリュフはフォアグラやクリのスープなど、この時期定番の料理の風味付けなどに使われる。
今回の発見を受け、都市部の建物の屋上などで増えている都市型の園芸愛好家らの間では、思いもよらぬ収穫への期待が高まっている。(c)AFP/Laurence COUSTAL, Fiachra GIBBONS