アーセナル本拠地に侵入者、ネズミの痕跡が見つかり衛生面に懸念
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【12月21日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、アーセナル(Arsenal)のアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督は、クリスマスを挟む過密日程に頭を悩ませているが、本拠地エミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium)への迷惑な侵入者への対応が新たな頭痛の種となっている。14か月前の調査で、スタジアムのさまざまな場所から「ネズミが活動していることを示す証拠」が多数見つかったと報告されていたことが、メディアによって伝えられた。
エミレーツ・スタジアムはイースト・コースト本線(East Coast Main Line)に隣接しているため、病気が発生した場合、まん延する危険性が指摘されているが、クラブはこの問題に適切に対処したと考えている。アーセナルは声明で、「ファンの健康、安全、セキュリティーは常に最優先事項に掲げているので、2016年10月にこういった問題が指摘されて大変残念に思っている」と発表した。
「報告を受け、懸念を解消するための一連の対応策をすぐさま実施した。われわれが取った措置に自信を持っており、適切な対応をするために今後も外部の専門家と協働し続けたい」
イングランドのクラブでネズミをめぐるトラブルに見舞われたのはアーセナルが初めてではなく、2015年にマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は、オールド・トラフォード(Old Trafford)からネズミを駆除するため、有害生物防除の専門家を送り込んでいる。(c)AFP