メキシコで観光バス衝突、外国人含む12人死亡
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【12月20日 AFP】(更新、写真追加)メキシコ南東部キンタナロー(Quintana Roo)州で19日、米クルーズ客船の乗客らを乗せ遺跡観光に向かっていたバスが、高速道路から飛び出して衝突事故を起こし、複数の外国人を含む少なくとも12人が死亡、18人が負傷した。同州当局が発表した。
当局は短い声明で死傷者には米国人、スウェーデン人、ブラジル人が含まれていると発表したが、人数や年齢など詳細は明らかにしなかった。
ユカタン半島(Yucatan Peninsula)東部に位置するキンタナロー州は、人気観光地のカンクン(Cancun)があることで知られている。
バスは乗客31人を乗せ、交通量のまばらな直線道路を走行し、遺跡のあるリゾート地マハウアル(Mahahual)に向かっていた。事故の原因は明らかになっていない。
米国拠点のクルーズ会社ロイヤル・カリビアン・クルーズ(Royal Caribbean Cruises)はAFPに対し、バスの乗客のうち23人は同社のクルーズ客船「セレブリティ・イクノス(Celebrity Equinox)」と「セレナーデ・オブ・ザ・シーズ(Serenade of the Seas)」の乗客だったと明らかにした。
個別に取材に応じた民間の防衛筋によると、死者の多くが米国人で、米国人8人、ブラジル人3人、スウェーデン人2人が負傷しているという。(c)AFP