プーチン氏、トランプ氏に謝意 テロ阻止で親密さ演出
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【12月18日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は17日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領と電話会談を行い、米中央情報局(CIA)の情報提供により、ロシア・サンクトペテルブルク(Saint Petersburg)で計画されていたテロ攻撃を未然に防ぐことができたと謝意を伝えた。
ロシア政府によると、サンクトペテルブルクで市民に対する攻撃が計画されていたが、CIAの支援で「テロ細胞」を摘発することができたという。
プーチン氏は、ロシアの治安当局が米国と米国民を標的にしたテロ脅威の情報を入手した場合には、米国側にその情報を伝えると約束した。
ホワイトハウス(White House)によると、計画されていた攻撃では「多数が」殺害されていた可能性があるという。
ロシア連邦保安局(FSB)は15日、サンクトペテルブルクの人通りの多い場所で自爆攻撃と「市民の殺害」を計画したとして、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の関連組織のメンバー7人の身柄拘束を発表していた。
両首脳は14日にも北朝鮮の核開発をめぐり電話会談を行い、プーチン氏が米経済を称賛したことについて、トランプ氏が感謝の意を表す異例の対応をしている。 (c)AFP/Thibault MARCHAND